■■ 戦術2 対策編 ■■
ここではカード操作の技術やチョットしたテクニックなど、実践的なノウハウを3つのステップに分けて説明します。戦術1では初心者〜准位ぐらいまでに身につけたい基本的な知識を、戦術2では中級者が直面する問題の解決策を、戦術3では伸び悩むプレイヤーが更なる躍進を目指すためのヒントを掲載します。対人戦においてはチョットしたカードの配置や、わずかなタイミングの差が勝敗を分けます。コツを掴んでワンランク上の階級を目指しましょう。
▼対策編 項目



・クローン戦術は最強か?

【クローン戦術とは】

 盾を2枚以上装備する戦法を俗にクローンと言います。何度盾を破壊してもクローンのように後から後から蘇ってくくるためこう呼ばれています。格闘向けの機体に盾を2枚持たせる格闘型と、盾持ち機体に武器と盾を持たせた射撃型の大きく2種類が存在します。どちらの場合も低コストパイロットをベースに同じ装備のユニットを複数機投入し、艦長補正によって全体を底上げして強力な部隊を編制します。

その1(射撃系編)

射撃系は連邦ジムWD藁を想定してみます。

【想定敵部隊】

隊長機…フランシス+ジムWD+UCロングライフル+ST盾+強化炸裂弾

2番機…サリー+ジムWD+UCロングライフル+ST盾+強化炸裂弾

3番機…マイク+ジムWD+UCロングライフル+ST盾+強化炸裂弾

4番機…ロブ+ジムWD+UCロングライフル+ST盾+強化炸裂弾

5番機…ジュダック+ジムWD+UCロングライフル+ST盾+伏兵

艦長…オムル

【射撃型クローン対策】

 相手のペースに乗って防御撃ち合戦をしていると、効率で負けてしまいジワジワと壊滅に追い込まれます。撃ち合いはなるべく避けるべきでしょう。ここは撃ち合いに応じる素振りを見せながらロック切り→格闘で効果的に盾を剥がしていく方が賢明です。防御撃ちは回頭が遅いので回り込むのは難しくないはずです。格闘がバレ始めると赤撃ちに切り替えてきます。時に武器破壊も織り交ぜる選択肢も頭の隅に入れておきましょう。中盤以降は相手母艦で盾の修理を始めるものが必ず現れますので、この状況は常にチェックしましょう。シールド命のクローン編成ですので、必ずこの機会がきます。母艦付近でマルチロックをし、効率よく攻撃をかけるチャンスです。敵が固まっているところへの攻撃は一か八かの特攻になる可能性もありますが、成功で得られる対価は大きなものになるはずです。




・その2(格闘系編)

格闘は想定敵部隊をイフリートにしてみたいと思います。

【想定敵部隊】

隊長機…ドズル+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート

2番機…ドアン+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート

3番機…ゼイガン+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート

4番機…キャリオカ+強行軍+ゲル盾+棘盾+イフリート

5番機…ジュダック+伏兵+ゲル盾+棘盾+イフリート

艦長…ギレンver.2

 格闘型クローンの代表格イフ藁は、現在、最強候補と言われる程に強力なデッキです。ここでは主にイフ藁を想定した対策を書きたいと思います。

【格闘型クローン対策…の失敗例】

 まず、ほぼ格闘のみをダメージ源としている為、接近を許さなければ…という発想からキャノンや長距離砲を多用して殲滅する方法が言われていますが、これが通用するのはせいぜい尉官までです。複数のMSで集中してロックをかける技術があるとしても、盾2枚持ちの機体複数を全て止めることは不可能です。接近された後はなす術も無く切り刻まれるでしょう。

 次に、頻繁に耳にするメタデッキ「先読みマシンガン部隊」はどうでしょう?全機に先読みとマシンガン系を配備して迎え撃つという一点読み藁対策デッキです。これはある程度的を得た対策です。赤撃ち状態で相手を捉えてさえいれば、あとは自動的に先読み攻撃が発生して相手の動きを止めます。反撃も受けません。一方的に勝てそう…ですがこれが役に立つのも佐官までが限界です。理由はまず、あっという間に手の内がバレてしまうことです。ネタがバレると相手は密着防御撃ちで武器破壊を混ぜてきます。赤撃ちの機動力低下で乗り切ろうという戦略はこの時点で崩壊します。そして武器無しでの混戦と成れば攻撃力と盾の数に勝るイフ藁が圧倒的有利です。更に密集状態においては先読み後の無防備な時間も非常に危険です。何よりも先読みマシンガン部隊で全国に出撃して、相手が藁じゃなかった場合が悲惨ですね。「そうまでして勝って何になる?」とデギン公王も言っておりました。お勧めできません。

 それでは「つば迫り合い部隊」ならどうでしょう?格闘部隊を一方的に駆逐する最大の切り札、コスト20の小さな巨人、カスタム「つば迫り合い」です。これ1枚で格闘潰しまくり、脳汁出まくりのワンダフルカスタムです。しかしそこには盲点が…発動条件は機動重視の状態でテンション通常以上、そしてスパイクシールドには無効なので過信は出来ません。機動重視なのでスパイクシールドの格闘に対してはただ運任せで見守ることになります。相手が量産機の大編成状態だとリスクの高いギャンブルになります。それでも大型ヒート剣を防げるだけで効果は大きいですが。

【格闘型クローン対策】

 では通常編成でイフ藁に対処する方法を考えてみましょう。最強候補のイフ藁相手に完全勝利は難しいですが、極端なデッキ故に得手不得手は存在します。こちらが勝っている点を最大限に生かして突破口を開きます。

1.序盤…可能な限り射撃

 こちらが好きに撃てる貴重な時間帯です。とりあえず撃ち込めるだけ撃ち込んでおきましょう。せっかくレンジに差があるんです。ここでやらなきゃバチが当る。と言ってもゲル盾1枚破壊出来れば御の字ですが…
 ちなみに希少な例ですが、開幕二合目の戦闘で敵全機にマルチロックをかけてゲル盾4枚を一気に剥がしたこともあります。相手から見えていなかったのでしょう。上手い具合に横90度からミサイルランチャーでイフ隊を捉えました。一気に弾切れしましたが楽な戦闘になりました。もちろん将官同士での話です。

2.母艦を常に機動状態で逃がす

 藁の第一目標は母艦となっていることが多いようです。艦長にもよりますが、粘着されると足の遅い母艦はなす術もありません。そうそう簡単に落とされないように必ず母艦を動かしながら戦っていきましょう。機動重視にしていれば格闘に対して反撃をする確率も上がります。また、母艦からのロックオンを見逃さずに攻撃すれば、藁からの多重リンクロックを受けて反撃する場合よりも損害を軽微に出来ます。攻撃可能な時は自軍母艦からも目を放さずにいましょう。実際HPの低いイフにとっては母艦の機銃攻撃もなかなか有効です。艦長がギレン〜レビルクラスであれば大活躍してしまう場合もあります。

3.バックダッシュ+赤撃ち & 前ダッシュ+格闘

 相手の格闘を読んだ場合はバックダッシュから赤撃ちで迎えます。密着状態で迎撃すると先に格闘を受けてしまう場合がありますが、若干でも距離をとればこちらのサーチの速さがわかるはずです。一方的に撃たせてもらいましょう。逆に定点迎撃は自殺行為となります。待っていると大抵ダッシュで側面から斬られて乙です。側面を取らせない意味でも一歩後退しての赤撃ちは有効です(図1)。それに対して混戦時や読みが働かない時はダッシュ格闘で相手の裏取り気味の攻撃をしかけます。こうしていれば簡単に多重リンクロックは喰らいません。どちらにしても動きを止めないことが大事です。

4.斬り合い

 格闘は当るか当らないかの2つに1つ。バクチ要素が強いものです。相手がジュダック、キャリオカ、ロブ辺りの低コストパイロットであれば時にには強気に機動重視で斬り合いを挑むのも手です。エースクラスのパイロットであれば案外上手く切り抜けてくれるかもしてません。但し、格闘振りレベルマックス、艦長補正で命中率↑↑↑等、安心出来ない要素もあります。敵パイロットがドアンやドズルの場合は無理はしない方がいいです。
 ちなみに対抗心アムロEXAM強コンなんかの場合は、ただ機動重視で動き回るだけで勝手に避けて勝手に斬ってと鬼神のごとき働きをしたりします。

5.攻撃は最大の防御

 母艦のところでも少し書いたことですが、相手より先に攻撃をすることは通常の戦闘よりも重要な意味を持ってきます。格闘藁が大挙を成して攻めて来ている状況では、戦闘は同時に複数箇所で起こります。たとえこちらのロックオンが出来ている状態でも、先に攻撃を許した場合は反撃可能な条件にあるものしか攻撃が出来ません。これではせっかくロックしたものが無駄になってしまいます。これは藁に限ったことではありませんが、同時に複数箇所で攻防が成立している戦場ですので、先に攻撃をした側の方が圧倒的に効率が良いのです。
 混戦状態では、自分の意図しないところでロックが出来たりしてしまします。視野を広く保ち、深追いし過ぎず冷静に戦況をコントロールしてください。

6.もしかして盾いらない?

 最近のダメージインフレ事情から盾無し機体は滅多に見かけなくなりましたが… イフ藁相手の戦闘で盾は活躍しているでしょうか? こちらも盾2枚の格闘クローン仕様で出る時はもちろん別ですが、普通の機体の場合は格闘1回で盾を失い、運が悪いとリンクロックによるガード崩しのおまけがついてきたりします。そして盾を修理する暇を与えてくれるイフ藁なんていない。盾はあんまり役に立っていないんですよね。
 腕に自信があるならば射撃武器2丁持ちやハンマー装備で攻撃的に動く高機動ユニットを1機ぐらい混ぜておいても悪くないものです。武器破壊に対抗できる面も強みです。

 最終的には状況判断の早さにかかってくると思います。藁相手はホント疲れますね。健闘を祈ります。




・バリケードなんか!その1(ボールK型対策)

たかがボール、されどボール。侮ってはいけません。コイツらはなかなか小賢しいですから。

【想定敵部隊】

隊長機…カイ+レールキャノン×2+ガンキャノン108

2番機…ハヤト+レールキャノン+ガン盾+ガンキャノン109

3番機…サリー+強化炸裂弾+ボールK

4番機…ロブ+強化炸裂弾+ボールK

5番機…ジュダック+強化炸裂弾+ボールK

艦長…ヘンケン

 序盤はあまり攻め込んできません。ガンキャを後方に下げて、バリケードボール3機をVフォメ気味に横に並べてじわっと圧力をかけてきます。当然正面からはロック出来ず、かといって側面に周り込もうとしても相手は回頭するだけで対応出来てしまいます。ここでGPシリーズ2機を左右から別々に回し込み、ボールに狙われた方をロック寸前で下がらせつつ、同時に僚機で逆サイドから斬り込む…なんて出来ればいいのですが、所詮オールドタイプには無理なことなのでやはり違う方法で対処するとしましょう。

【注意点】

・K型のバリケードは使い切り

 K型の場合、バリーケードの再構築能力はありません。出撃時に持っているバイケードを破壊されると素ボールになり、母艦でも回復出来ません。

・意外と火力が高い

 強化炸裂弾をカスタムしているケースが多いこともありますが、元々ボールの火力は1発当りの火力でHBRを凌駕するほど高いです。3機以上でリンクロックをされると盾有りHPマックスから即死もありえます。(何度もやられました…orz)

【ボールK型対策】

1.序盤…バリケード除去作業

 それではボールK型に遭遇した時の対応策を書いてみます。序盤の仕事はやはり、やっかいなバリケードの除去からになります。方法は一つ、体当たりをぶちかますしかありませんね。気が進みませんが他に道がないのです。しかし敵の攻撃レンジはロック切りの難しい丸形です。複数のレンジをかいくぐって敵懐まで辿り着くのは至難の業。それなら、どうせ喰らってしまうのを前提に1機を生け贄にするつもりでなるべく多くの敵を引きつけるのもいいかもしれません。まぁ意図せずとも初撃で鬼のような火力を振る舞ってくれると思いますが。よほど回避能力に自信がなければこの時点での1機落ちは覚悟して下さい。
 しかしただではやらせませんよ。即座に反撃に出ます。相手の撃ち終わりの隙に一気に部隊を詰めます。早速バリに突撃して下さい。機動力低下時間は約1秒、
距離のある攻撃は受けません。僚機がいるようなら2機同時に飛び込み、無事な方が即座にボールを攻撃して下さい。そして攻撃した機体を次のバリケードにぶつけ、僚機が撃つ。これを繰り返して一気にボールを掃討します。この間、中長距離が主体の敵部隊はロック速度の関係でほとんど何も出来ないはずです。

2.中盤…ガンキャノンと母艦

 ボール部隊掃討後はガンキャノン部隊が残りますが、ここで相手母艦に粘着してもよいです。2機で挟み込むように攻撃すれば母艦は自動追尾が災いしてろくな反撃が出来ません。またこの時もやはり、中長距離主体のガンキャノンは介入し辛い状況です。母艦を痛めつけたらようやくガンキャノンの相手ですが、赤撃ちで撃ち合うと確実に即死級のダメージを見舞われますので、格闘か青撃ち武器破壊主体でいくと良いでしょう。落ち着いて攻撃選択をすればほとんど一方的に勝てるはずです。キャノン側は遮蔽物を使って攻撃しようとすると思いますが、足が遅いためすぐに接近出来ます。逆に一度距離が空くとガンキャノンのフィーバータイムになってしまうので、ある程度母艦を前線近くに持ってきておきましょう。母艦を出し過ぎると逆にガンキャノン部隊の集中砲火を受けて撃沈させられるので位置取りは重要です。

3.終盤…残党刈り

 キャノンをある程度痛めつけた頃にはまたバリケード持ちボールが復活してきます。1機ずつ戦線復帰するためバリケードもろくに生かせません。可愛そうですが、さっさとぶちかましをかけて葬りましょう。
 またガンキャンから脱出したコアファイターなども混じり始めますが、直線的な移動が多少速いだけで戦闘力は低いです。あえて言います、カスであると。これら軟弱な機体を1機ずつ殲滅していきましょう。終わってみると大差をつけて勝利しているはずです。




連邦のパイロットは化け物か その1(Rウラキ編)

 さすがはスターダストメモリー主人公です。パイロットランクこそBランクののヒヨッコですが、そのテンションの高さたるや…8小隊の隊長はおろか、そこいらのハイテンション芸人でもかないません。このハッスル大魔王を止める術はあるのでしょうか?

【想定敵部隊】

隊長機…UCバニング+強化炸裂弾+ジムライフル+コマ盾+ジム・カスタム

2番機…Rウラキ+ハロ+UCロングライフル+ST盾+フルバーニアン

3番機…アデル+ジムライフル+コマ盾+ジムキャノンII

艦長…エイパー・シナプス

 元々適性機、適性武器が高性能なので編成として素で強いです。そのうえRウラキの特殊能力「新兵の意地」により、こちらの高コスト機と交戦する度にテンションMAXになります。これでUCバニングの「突出した統率力」が発動して攻撃力アップ。ハロも発動してロック速度アップ。さらに「終わりなき追撃」までついてきて攻撃力がエラいことに…

【Rウラキ対策】

1.編成時に細工

 「新兵の意地」は「最もコストの高い敵のユニットに攻撃するとテンションアップ」です。こちらの最高コスト機がもし、同じコストの2機だった場合…この能力は発動出来ません。ヤターッ…と呆気なくは解決しないです。この方法でしばらくは凌げますが、2機のうちどちらかが撃墜されると、残されたもう一方が能力の発動対象となります。かなり効果はありますがね。余裕がある時はコストを調整してみましょう。特殊作戦の「高コスト機推奨戦」などは警戒しておいて損は無いです。
 また、機体を2機を揃えておくだけでも、相手からは見かけ上の違いがないため簡単なカモフラージュになります。ちょっとした細工が案外地味に効きます。

2.攻撃されなければどうということはない

 カード捌きで交わす方法も有効です。編成を崩せない場合はこちらでしょう。こちらの高コスト機と敵ウラキ機の位置関係、動向を常にチェックして直接交戦をしないように注意します。ウラキ機の攻撃直後にこちら高コスト機を動かす、という考え方でもいいかもしれませんね。意識的に相手の能力を押さえ込む操作は非情に重要です。強編成を技で凌いでこそ真のカードビルダーです。ウラキがこちらの高コスト機を深追いしてくることもあります。GPシリーズから逃げるのは至難の業ですが、相手も無理をして飛び込んで来ます。ここは僚機を中心にしっかりと迎え撃ちましょう。
 それでも結局、新兵の意地を発動させてしまう場合はあります。テンションマックス持続時間は通常8秒、艦長補正で最長12秒程です。この間は非情に危険な時間帯となります。対処し切れないと感じた時は逃げることも考えましょう。蛮勇は勇気ではないのです。




・連邦のパイロットは化け物か その2(Rバニング編)

 強い…。勘弁してほしいぐらい強い。現ヴァージョンではもしかするとこの人が最強パイロットかもしれないです。ニンジンも霞む程に恐ろしい男、サウス・バニング大尉です。

【想定敵部隊】

隊長機…Rバニング+生存本能+GPBR+Fバズーカ+ステイメン

2番機…Rコウ+ハロ+GPBR+GP盾+フルバーニアン

艦長…レビル

 基礎パラメータが極めて高いので何に乗っても強いのですが、「歴戦の猛者」を発動させる為に高コスト機の2機編成で来ます。多くの場合はGP系です。歴戦の猛者は「敵軍ユニットの数が自軍ユニットより多い程、ロックオン速度がアップする」ですが、なんとver.1.01ではこれが味方全員に適応されるようになりました。こちらが3機以上の編成の場合、開幕から能力が発動し続けて手がつけられません。移動もロックオンもこちらより速い機体を相手に、どうやって対処すれば良いのでしょうか?

【Rバニング対策】

1.2機編成でいいんじゃ…

 編成が動かせる場合限定になりますが、こちらも2機で出るというのも一つの手です。コストを存分に使えますので、対抗出来る強力ユニットを組んでみましょう。「歴戦の猛者」が発動しない状態であれば腕の差で勝負できます。コストを400越えと395以下の2機にすれ対応範囲も広がります。僚機を撃墜して能力を発動させてしまった場合でも1:2ですし、足が速い機体ならそれなりにフォローがし易いはずです。最近2機編成が多いのはこのせいかもしれません。

2.生贄もやむなしか?

 3機編成を崩せない場合の方が問題です。腕で対処しなければなりません。…が腕が同等ならロックオンが速い相手に勝てるわけがありません。ワイド付きのステイメン相手にロック切りもままならず、応戦に出た機体から順に傷ついていきます。まともに戦っていては1分もしないうちに部隊は壊滅状態に陥ることでしょう。それなら自軍を1機を減らしてでも生き延びる、生贄戦術も選択肢として持っておきましょう。決して気が進みませんが、被害が全体に広がるよりはいいはずです。戦力が健在の内に決断をしてください(決断が遅いと…)。
 どうせ帰れぬ片道切符です。せめて一撃を喰らわせてから散りましょう。

3.意外性の勝利

 2.の生贄に付加して効果絶大なのがラスト・シューティングです。生贄ラスシューと言えば、ver.1時のキシブラの悪夢を思い出させますが、それとは若干主旨が違う運用です。ここで最大の利点はロックオンしていなくても捉えてさえいれば発動することです。一度きりの大技ですが、ロックオン速度を無視した攻撃はこの局面に最も適しています。バーニィのようなラスト・シューティング標準装備は当然警戒されますので、カスタムの方が適任でしょう。相手は強カードの上であぐらをかいています。ロック切りの必要もないので正面から悠々と撃ってくることでしょう。意表を突いて序盤から致命的な大ダメージを喰らわせておきましょう。
 コスト50は軽くはないですが、通常編成を相手にする戦闘でもある程度潰しが効くのが強味です。




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