格闘は想定敵部隊をイフリートにしてみたいと思います。
|
|
|
|
|
|
|
【想定敵部隊】
隊長機…ドズル+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート
2番機…ドアン+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート
3番機…ゼイガン+アイナの懐中時計+ゲル盾+棘盾+イフリート
4番機…キャリオカ+強行軍+ゲル盾+棘盾+イフリート
5番機…ジュダック+伏兵+ゲル盾+棘盾+イフリート
艦長…ギレンver.2
|
|
|
|
|
|
|
|
|
格闘型クローンの代表格イフ藁は、現在、最強候補と言われる程に強力なデッキです。ここでは主にイフ藁を想定した対策を書きたいと思います。
【格闘型クローン対策…の失敗例】
まず、ほぼ格闘のみをダメージ源としている為、接近を許さなければ…という発想からキャノンや長距離砲を多用して殲滅する方法が言われていますが、これが通用するのはせいぜい尉官までです。複数のMSで集中してロックをかける技術があるとしても、盾2枚持ちの機体複数を全て止めることは不可能です。接近された後はなす術も無く切り刻まれるでしょう。
次に、頻繁に耳にするメタデッキ「先読みマシンガン部隊」はどうでしょう?全機に先読みとマシンガン系を配備して迎え撃つという一点読み藁対策デッキです。これはある程度的を得た対策です。赤撃ち状態で相手を捉えてさえいれば、あとは自動的に先読み攻撃が発生して相手の動きを止めます。反撃も受けません。一方的に勝てそう…ですがこれが役に立つのも佐官までが限界です。理由はまず、あっという間に手の内がバレてしまうことです。ネタがバレると相手は密着防御撃ちで武器破壊を混ぜてきます。赤撃ちの機動力低下で乗り切ろうという戦略はこの時点で崩壊します。そして武器無しでの混戦と成れば攻撃力と盾の数に勝るイフ藁が圧倒的有利です。更に密集状態においては先読み後の無防備な時間も非常に危険です。何よりも先読みマシンガン部隊で全国に出撃して、相手が藁じゃなかった場合が悲惨ですね。「そうまでして勝って何になる?」とデギン公王も言っておりました。お勧めできません。
それでは「つば迫り合い部隊」ならどうでしょう?格闘部隊を一方的に駆逐する最大の切り札、コスト20の小さな巨人、カスタム「つば迫り合い」です。これ1枚で格闘潰しまくり、脳汁出まくりのワンダフルカスタムです。しかしそこには盲点が…発動条件は機動重視の状態でテンション通常以上、そしてスパイクシールドには無効なので過信は出来ません。機動重視なのでスパイクシールドの格闘に対してはただ運任せで見守ることになります。相手が量産機の大編成状態だとリスクの高いギャンブルになります。それでも大型ヒート剣を防げるだけで効果は大きいですが。
【格闘型クローン対策】
では通常編成でイフ藁に対処する方法を考えてみましょう。最強候補のイフ藁相手に完全勝利は難しいですが、極端なデッキ故に得手不得手は存在します。こちらが勝っている点を最大限に生かして突破口を開きます。
こちらが好きに撃てる貴重な時間帯です。とりあえず撃ち込めるだけ撃ち込んでおきましょう。せっかくレンジに差があるんです。ここでやらなきゃバチが当る。と言ってもゲル盾1枚破壊出来れば御の字ですが…
ちなみに希少な例ですが、開幕二合目の戦闘で敵全機にマルチロックをかけてゲル盾4枚を一気に剥がしたこともあります。相手から見えていなかったのでしょう。上手い具合に横90度からミサイルランチャーでイフ隊を捉えました。一気に弾切れしましたが楽な戦闘になりました。もちろん将官同士での話です。 |
藁の第一目標は母艦となっていることが多いようです。艦長にもよりますが、粘着されると足の遅い母艦はなす術もありません。そうそう簡単に落とされないように必ず母艦を動かしながら戦っていきましょう。機動重視にしていれば格闘に対して反撃をする確率も上がります。また、母艦からのロックオンを見逃さずに攻撃すれば、藁からの多重リンクロックを受けて反撃する場合よりも損害を軽微に出来ます。攻撃可能な時は自軍母艦からも目を放さずにいましょう。実際HPの低いイフにとっては母艦の機銃攻撃もなかなか有効です。艦長がギレン〜レビルクラスであれば大活躍してしまう場合もあります。 |
相手の格闘を読んだ場合はバックダッシュから赤撃ちで迎えます。密着状態で迎撃すると先に格闘を受けてしまう場合がありますが、若干でも距離をとればこちらのサーチの速さがわかるはずです。一方的に撃たせてもらいましょう。逆に定点迎撃は自殺行為となります。待っていると大抵ダッシュで側面から斬られて乙です。側面を取らせない意味でも一歩後退しての赤撃ちは有効です(図1)。それに対して混戦時や読みが働かない時はダッシュ格闘で相手の裏取り気味の攻撃をしかけます。こうしていれば簡単に多重リンクロックは喰らいません。どちらにしても動きを止めないことが大事です。 |
格闘は当るか当らないかの2つに1つ。バクチ要素が強いものです。相手がジュダック、キャリオカ、ロブ辺りの低コストパイロットであれば時にには強気に機動重視で斬り合いを挑むのも手です。エースクラスのパイロットであれば案外上手く切り抜けてくれるかもしてません。但し、格闘振りレベルマックス、艦長補正で命中率↑↑↑等、安心出来ない要素もあります。敵パイロットがドアンやドズルの場合は無理はしない方がいいです。
ちなみに対抗心アムロEXAM強コンなんかの場合は、ただ機動重視で動き回るだけで勝手に避けて勝手に斬ってと鬼神のごとき働きをしたりします。 |
母艦のところでも少し書いたことですが、相手より先に攻撃をすることは通常の戦闘よりも重要な意味を持ってきます。格闘藁が大挙を成して攻めて来ている状況では、戦闘は同時に複数箇所で起こります。たとえこちらのロックオンが出来ている状態でも、先に攻撃を許した場合は反撃可能な条件にあるものしか攻撃が出来ません。これではせっかくロックしたものが無駄になってしまいます。これは藁に限ったことではありませんが、同時に複数箇所で攻防が成立している戦場ですので、先に攻撃をした側の方が圧倒的に効率が良いのです。
混戦状態では、自分の意図しないところでロックが出来たりしてしまします。視野を広く保ち、深追いし過ぎず冷静に戦況をコントロールしてください。 |
最近のダメージインフレ事情から盾無し機体は滅多に見かけなくなりましたが… イフ藁相手の戦闘で盾は活躍しているでしょうか? こちらも盾2枚の格闘クローン仕様で出る時はもちろん別ですが、普通の機体の場合は格闘1回で盾を失い、運が悪いとリンクロックによるガード崩しのおまけがついてきたりします。そして盾を修理する暇を与えてくれるイフ藁なんていない。盾はあんまり役に立っていないんですよね。
腕に自信があるならば射撃武器2丁持ちやハンマー装備で攻撃的に動く高機動ユニットを1機ぐらい混ぜておいても悪くないものです。武器破壊に対抗できる面も強みです。 |
最終的には状況判断の早さにかかってくると思います。藁相手はホント疲れますね。健闘を祈ります。
|