■■ 戦術1 基礎テクニック編 ■■
ここではカード操作の技術やチョットしたテクニックなど、実践的なノウハウを3つのステップに分けて説明します。戦術1では初心者〜准位ぐらいまでに身につけたい基本的な知識を、戦術2では中級者が直面する問題の解決策を、戦術3では伸び悩むプレイヤーが更なる躍進を目指すためのヒントを掲載します。対人戦においてはチョットしたカードの配置や、わずかなタイミングの差が勝敗を分けます。コツを掴んでワンランク上の階級を目指しましょう。
▼基礎テクニック編 項目



基本!つるべの動き

 対戦において基本となる動きです。2機以上で編成した部隊を使い、つるべ打ちの要領で交互に攻撃をしかけます。攻撃直後の機体は攻撃レンジの回復が遅く、不利な状態にあります。この無防備な状態をカバーするため攻撃をした機体を自軍陣営に向かって後退させ、攻撃に参加しなかった僚機を前に出して追ってきた敵を迎撃します。通常の機体は機体後方への移動は著しく速度が落ちるので、後退の際はカードを目的地に向けて反転させ、移動速度を維持します。戦闘アニメーションの間に操作ができますので落ち着いて後退をさせましょう。母艦に向けて後退させ、補給を同時に行う「補給つるべ」も大変有用です。




 ・母艦の活用

 トラックボールの操作を必要とする母艦操作は、初心者には敬遠され勝ちなようです。開戦からタイムアップまで開始位置のままの母艦を見かけますが。これはとてももったいない… 母艦は補給を担う重要なポジションですが、HPが高く射撃武器を無尽蔵に持った優秀な戦闘ユニットでもあります。また母艦はたとえ撃墜されても戦力ゲージに影響を与えないことも注目しましょう。母艦を積極的に戦線に参加させることで戦力は確実に増強されます。母艦の攻撃範囲は近くに居る敵機を自動でサーチするようになっています。初めは少し前に出しておくだけでも良いですから、少しずつ母艦の実戦運用に挑戦しましょう。




レンジの長さで負けた時の対処

 初心者が最初に直面する壁が「ロングレンジ部隊」です。相手のサーチの方が先に延びてきて一方的に攻撃される、接近する前に撃墜されてしまう、という状態です。一見レンジが長い武器の方が有利なようですが的確な対処をすれば戦局は逆転します。それでは対策を説明しましょう。ロングレンジ部隊と遭遇した場合、次のように行動して下さい。

 1.戦闘序盤は防御撃ちで様子を見てどちらのレンジが長いか確認する。

 2.レンジ負けを確認後、母艦を相手側陣地まで誘導する。

 3.戦場を狭い範囲に限定し、常に中近距離で戦えるようにする。

 母艦ごと部隊を詰めることによって戦場の範囲を狭めます。こうすると補給の度に距離が開いてしまう事態を防げます。狭い範囲だけで戦えばロングレンジは脅威ではありません。近距離のみでの戦いはむしろ、火力において自軍に軍配が上がる場合も多いことでしょう。乱戦も厭わないようでしたらこちらの母艦を相手母艦にぶつけても構いません。戦局を見極めて、早い段階で行動することが大事です。




・母艦の活用2 母艦の位置を把握

 母艦を有効活用する為にはまずトラックボールで母艦を動かさなければなりません。このトラックボールが難点で…なかなか思い通りの動いてくれず、プレイヤーを混乱させることもしばしば。補給をしているつもりが全く出来ていないなど、適当な操作は自分の首を絞める結果にすらなります。しかもトラックボールには個体差が有り、感覚的操作が困難という状況。落ち着いて正確な操作を心がけましょう。慣れないうちは機体を敵機から遠ざけるなどしてリスクの小さい状況を作り、母艦操作のみに集中して指示をする良いでしょう。対戦に慣れてきてある程度余裕が出てくると、戦闘直後の攻撃が不可能な時間帯に一瞬の母艦操作を加えることも有効です。母艦の位置は座標で把握しておくと盤面上のカード操作とのリンクが容易です。母艦の回復エリアを盤面上でイメージ出来ていれば補給ミスもありません。




・複数機を同時に補給

 母艦の回復エリアで複数機を同時に補給する簡単な方法があります。やり方は1機ずつカードを読み込ませて盤面から取り除くだけです。このゲームは盤面上にカードが無い場合は最後に読み込んだ位置に移動する仕様となっています。それを利用した基本テクニックで、これにより何機でも同じ場所に持って行けます。
 この応用で、盤面の端っこなどでカードの渋滞が予測される場合、退避行動をとる機体などは遠くに移動するように予め読み込ませておいて一時的に盤面からカードを取り除くという小技もあります。カード同士が邪魔をせず、スムーズに操作が出来ます。




ダブルダッシュ

 特定の条件下でダッシュを2回連続で行うテクニックです。簡単で頻繁に役立つ技ですので、是非ともマスターしましょう。

【条件】

・戦闘に参加したユニットのみ可能

【ダブルダッシュの手順】

1.戦闘アニメーション中に状態を赤か青にする。
2.カードを操作し、ダッシュをかけたい方向に動かす
3.戦闘終了と同時に進行方向に自動ダッシュがかかる 
4.自動ダッシュが終わるタイミングで黄色に切り替えて再びダッシュ

 対人戦ではとても役に立つテクニックです。失敗のリスクも特にないので積極的に使って行きましょう。




・母艦の活用3 母艦を盾に使う

 母艦1の項で母艦の有用性を書いていますが、ここでは実際に役立てる方法を教えたいと思います。母艦を動かすのではなく、機体を動かして母艦に逃げるような感じですので、初心者でもそう難しくないかと思います。僚機がいない時や単機戦においては必須のテクニックになってくるので覚えておきましょう。
 基本はつるべの応用だと思って下さい。まず、敵機への攻撃に成功したとします。反撃を受けなかったので、自機は逃げなければなりません(図1)。ここで自機を母艦方向へまっすぐ逃がします。敵機は追撃態勢に入りました(図2)。ここで母艦で止まってしまうと母艦もろとも攻撃を受けてしまいますので、自機は母艦を素通りして更に逃げて下さい。自機を追ってきた敵機は母艦の近くを通らねばなりませんので、母艦からの自動ロックが決まる瞬間を逃さず攻撃をかけましょう(図3)。この際に反撃を受けることも多いですが、母艦はHPが高いので簡単には落ちません。反撃後は敵機の方が不利になりますので、今度は自機が追う番です。
 母艦は自動ロックですので過信こそ出来ませんが、機銃の広い攻撃範囲は盾として大いに期待できます。積極的に使っていきましょう。但し母艦を落とされてしまうと何かと不便ですので、残り時間や母艦のHPなどを計算しながら戦うと良いでしょう。



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