■■ システム基礎知識 ■■

ここではガンダムカードビルダーにおけるシステム上の基礎知識を説明します。基本的なことですがしっかり抑えておきましょう。わずかな知識の差が、戦場においては結果を大きく変えます。初心者の方はまずここからしっかり学びましょう。


 <項目>



3すくみ

 機体の行動は「攻撃重視」「機動重視」「防御重視」に分類されす。これら3つにはジャンケンが成立し、サテライト右側にある戦術ボタンで選択します。それぞれの用途、特徴を掴んで効果的に使うことが大事です。

・「攻撃重視」について

 射撃武器を使って攻撃します。最も基本的な攻撃体勢と言えます。ほとんどの射撃武器は防御重視時よりも攻撃重視じの方が多くの弾を射撃できます(マシンガン系など同数発射する武器もあります)。相手の機体が機動重視の状態で攻撃を与えた場合、ペナルティとして相手の機体を「機動力低下」の状態にします。また、防御重視の相手機体から攻撃を受けた場合、ペナルティとしてこちらの機体は手持ち武器を破壊されます。手持ち武器が無い場合は「狙撃効果」が発生し、通常より大きなダメージを受けてしまいます。

・「機動重視」について

 格闘による直接攻撃をします。機体に標準装備の格闘武器の他、武器カードによる格闘も可能です。射撃に比べて攻撃範囲が小さく、やや難易度が高いと言えますが1撃のダメージは総じて大きく、使いどころを抑えれば確実に戦果に繋がっていくことでしょう。相手の機体が防御重視の場合、ペナルティとして「ガード崩し」が発生し盾を破壊します。盾が無い場合は大幅にダメージが増加します。また、攻撃重視の相手機体から攻撃を受けた場合回避行動をとりますが、被弾するとペナルティとして「機動力低下」の状態になります。リスク、リターン供に大きいので格闘の際は細心の注意が必要です。

・「防御重視」について

 シールドを使って防御しながら、射撃武器で遠方を攻撃します。シールドが無い場合でも防御姿勢を取ることによって射撃武器によるダメージを減少させます。多くの場合、攻撃重視時よりも射撃武器の発射数が少なくなりますが、一部武器に限り同数を発射します。防御しながらの攻撃は便利ですので積極的に利用していきましょう。相手の機体が攻撃重視の状態で攻撃を与えた場合、ペナルティとして相手機体の武器を破壊します。武器が無い場合は「狙撃効果」が発生し、通常より大きなダメージを与えます。また、機動重視の相手機体から攻撃を受けた場合はシールド破壊、またはシールドが無い場合は「ガード崩し」によって大きなダメージを受けてしまいます。



移動

 盤面上でカードを動かすことによって機体を目的の位置に移動させます。移動速度は各機体ごとに設定されています。カード表面の「機動」パラメータを参考にして下さい。通常の機体は正面への移動が最も速く、横方向、後ろ方向への移動は速度が落ちます。進行方向へカードを向けるクセをつけましょう。こうすることで機体は進行方向へ回頭しながら移動し、最も速く移動します。
 また移動速度は地形による影響を受けます。
△や▽で表示されている地形では移動速度が下がります。×の場合はその機体は侵入不可能です。移動速度はオプション・ブースター等のカスタムで上昇させることが出来ます。



回頭

 移動とは別に機体の旋回速度が存在します。旋回速度は各機体ごとに設定されています。高速で動く相手機体をロックしたり、インファイトで格闘をしかけるには充分な回頭性能が必要となります。実戦においては移動速度以上に重要に成り得る大切な性能です。回頭速度はオプション・スラスター等のカスタムで上昇させることが出来ます。



補給

 損傷した機体を母艦近くに移動させると母艦周辺には回復エリアが発生し、機体を回復させることが可能です。回復内容はHP回復、弾丸など消耗品の補給、破壊された武器や盾の修理の3種類が有り、同時に進行していきます。消耗品の補給は緑、武器や盾の修理は青のゲージで進行具合を表示します。回復完了時「○○番機、修理(補給)完了」と音声によって教えてくれるので聞き逃さないようにしましょう。
 補給中の母艦及び機体は攻撃が出来ませんので注意が必要です。逆に相手の母艦周辺は相手機体が上手く攻撃出来ませんので、状況を見極めて攻撃すると良いでしょう。



ロックオンのスピード

 攻撃方法など諸条件によってロックオンスピードが違ってきます。0コンマ数秒を争う対戦においては極めて重要な知識となります。以下の条件を覚えておきましょう。

・防御重視、攻撃重視、機動重視の順に早い
・物理的に高い位置に居る方が早い(空中→高い地面→低い地面→水中)
・停止中の機体は移動中の機体より早い
・その他カスタム、キャラの特殊能力によるスピード上昇

 これら諸条件をよく理解し常に先手を取ってゆけば勝利は自ずとやってきます。実際の対戦では、ボタンの目押しという人間力が必要となってくることも忘れてはいけません。



予備戦力・再出撃

 予備戦力ゲージはコストにして400相等あります。予備戦力を使い切るまでは何機でも再出撃が可能となっています。コスト395など、コスト400を切るユニットが好まれるのはこの為です。予備戦力がわずか5でも残っている状態であれば撃墜された機体は再び戦線に復帰することが出来ます。逆にコスト400を超えるユニットが最初に撃墜されると1度でゲージを使い切ってしまい、そのユニット1機しか復帰出来ません。その為高コストの機体を出撃させる際は、撃墜される順番を予め想定しておくなど、戦術的な立ち回りが重要になります。
 また、
残りのゲージが撃墜された機体のコストより少ない場合、その機体は復帰の際に最大HPが減少するというペナルティを受けます。見た目は変わりませんが、3割程HPの量が減っているので注意が必要です。



レベルアップ

 キャラクターのレベルアップはレベル10でMAXとなります。パラメータの上昇値は合計9ポイントです。レベルMAX以降にレベルアップが起こると上昇済みのパラメータが古いものから順番に消失して入れ替わっていきます。レベルアップするパラメータは搭乗する機体に依存します。計画的にキャラクターを育てましょう。



サーチの回復

 戦闘に参加したユニットは再び攻撃が可能になるまで通常より時間がかかります。先読みを発動したユニットは更に長い時間を要します。攻撃した後はまず逃げることを念頭にカードを動かして下さい。

【サーチ回復の順番】

戦闘に参加していないユニット>
攻撃されたユニット>
攻撃したユニット>
先読みをしたユニット



マルチロック

 1つの機体から複数の敵機に攻撃をかけることを「マルチロック」と言います。若干ずつですが敵機体の数が増えるほどダメージが増加します。余裕がある時は複数機への攻撃に挑戦してみましょう。



・リンクロック

 複数の機体から1つの敵機に攻撃をかけることを「リンクロック」と言います。こちらも若干ずつですが味方の機体の数が増えるほどダメージが増加します。ダメージ増加はマルチロックと重複します。また、すでにロックオンされている機体に対して僚機でサーチをかけた場合、僚機のロック速度は上昇します。この効果を利用してより大きなダメージを狙いましょう。



・戦力ゲージ

 戦力ゲージは予備戦力のコスト400とユニットの使用コストの合計で構成されます。艦長及び脱出艇のコストは計算されません。よって母艦を撃墜しても勝敗への影響は全くないのです。
 またゲージはパーセンテージで表されています。使用コストの絶対量とは関係ありませんので、判定ではGP02よりも素ジムが勝ることもあります。



・脱出機のゲージ減少

 脱出機能のある機体の場合、戦力ゲージは脱出時に半分となります。例えば「フォルド+最ガン+レアビームライフル×2+高出力ジェネレータ」合計コスト660のユニットの場合、撃墜されて半壊ガンダムになった時点でコスト330相当のゲージがマイナスされ、半壊ガンダムが撃墜された時に残りの330相当が消失します。



・民間人

「母艦以外のメカに単独搭乗不可」となっているキャラクターを便宜上で「民間人」としています。彼等は排出停止のカスタム「操縦マニュアル」で機体に乗せることが出来ます。…がそれは趣味的な使い方で、実際は空いている武器スロやカスタムのスロットに入れてサブパイロットにする方法が有用です。サブパイロットはステータス面では覚醒値の1/3しか付加されませんが、特殊能力は通常通り発動します。オサリバンやハロといった優良民間人も存在し、上手く使えばカスタム以上に役に立つことでしょう。
 また、民間人のテンションはメインパイロットのテンションに同調して上下します。このように同乗しているものは一体と見なされ、メインパイロットとサブパイロットの間にキャラの相性は無く、味方に影響する種の効果も発動しません。



・実弾

実弾兵器の特徴です。
・弾数固定。
・強化炸裂弾で威力アップ。
・予備弾倉で弾数アップ。
・オプションアーマーで非ダメージ減少。
・盾貫通ダメージ無し。
核ミサイルは実弾に含まれない。



・ビーム

ビーム兵器の特徴です。
・機体出力によって弾数が変化。
・高出力ジェネレータで威力アップ。
・外部ジェネレータで弾数アップ。
・ビームコートで非ダメージ減少。
・盾貫通ダメージ有り(威力が分散されて盾へのダメージ減少)。
・耐ビーム・コーティングで貫通ダメージ減少。
・ビームバリアでダメージ無し(300を超えると貫通)
援護射撃はビーム扱いされる。





inserted by FC2 system